私の妊活は定型通り。黄体機能不全を乗り越えて。【体験談ブログ】
不妊専門病院に行って検査、卵管造影検査、タイミング指導へ
私の妊活は、いわゆる定型通りに始まりました。
結婚して1年は自然に任せたものの妊娠せず。
その後1年間基礎体温を測っての自己流タイミング。
それから不妊専門病院に行って検査、卵管造影検査、タイミング指導へと流れていきました。
特段異常はなく、しばらくhcgの注射を打ちながらタイミングを図ること半年。
全くかすりもしませんでした。
そこで先生からフーナーテストの指示があり、結果は驚きのゼロ。
すぐさま夫の精液検査を勧められました。
今まで生理が軽く、周期が短かったり、排卵期に不正出血をしたこともあった私でしたので、夫はすっかり私自身に原因があると信じ込んでおり、自分に異常があろうとは思ってもいないようでした。
私もそう思っていましたし、かえって彼が励ましてくれさえしていたのです。
そんな彼にフーナーテストの結果を聞かせたところ、大変落ち込んでしまい、自身の検査を拒否。
異常のない私がこれ以上病院に通っても意味がなくなってしまい、ここであっけなく治療が終わりになってしまいました。
私も強制することも、ましては責め立てることもしませんでした。しないというよりは出来なかったのです。
なぜなら、私自身もショックだったからです。
自分に原因があったらどれだけよかったか、しばらくは話題にもできませんでした。
しかし、彼は病院に直面できないだけであって、子供を諦めたわけではありませんでした。
2か月くらい経った頃から、彼は自身で一生懸命調べ、マカや亜鉛を摂取し、食生活等を改めたりとむしろ積極的に妊活に励むようになりました。
ぽつりぽつりと自分のせいだと言うことが増え、それがたまらなく切なかったのを思えています。
それからの私は、彼の為に、彼の名誉の為に絶対に妊娠したいと以前より強く思うようになりました。
自分自身が妊娠しやすい体になれば良いのだと思い、自分の体を分析しました。
子宮、卵巣などの機能には問題がないとわかっていたので、他に思い当たるところを探しました。
そこで以前から感じていた生理周期の短さ、量に思い当たります。過去に2度だけ排卵期に不正出血があったのも気にかかりました。
血液検査でホルモン値は異常はなかったものの、いつも低めの水準であったのは確かです。
インターネットや図書館で色々を調べたところ、排卵期の不正出血は黄体ホルモンが不足して起こることが多いとのことでした。
簡単に言うと、黄体ホルモンとはふかふかの内膜を維持する力のことです。
私はそれが不足しがちな為、維持する期間が短くなっていて周期が短くなっていたのです。
排卵期に不正出血が起こっていたのは、内膜を維持しきれず途中で排出(出血)してしまっていたからです。
それは、「黄体機能不全」という症状にピッタリ当てはまっていたのです。
病院では一切言われたことはありませんでした。
病院に通っている時、きっともっと詳しく、生理時期、排卵期と事細かにホルモン値を計っていれば判明したことかもしれません。
それは大変口惜しく、自分がもっと知識を持って通院していればととても後悔して憤っていたところ、不正出血が始まってしまいました。
ストレスだったのかもしれません。
2か月間、生理と排卵期に出血が続き、ずーっと出血している状態になってしまったのです。
さすがに病院に行ったのですが、事実原因は分からずじまい。
それまで辞めていた基礎体温を、周期を見る為に測るように言われただけです。
そこで、私は「黄体機能不全」という症状を民間療法で補える方法を探しました。
出会ったのが「チェストツリー」というサプリメントです。
古来から現在もヨーロッパ、ドイツなどで、無月経などの月経周期異常や黄体機能不全の治療に使われているとのことでした。
さっそく、信頼がおけて手に入りやすい「サトウ」社から出ている商品を購入。
家の近くのドラッグストアに置いてあり、簡単に手に入ります。
マカや亜鉛、葉酸のようにいかにも感がなく、買いやすいのはとても当時の精神状態にはありがたかったと思いっています。
所詮民間療法。
きっと長期戦になると思い、1瓶で40日分はあるのをまずは2瓶購入。
飲み方は、生理が終わったらつぎの生理までの2週間服用すること。
生理中は黄体ホルモンを摂取するとかえって内膜の成長を妨げるので注意しました。
出血が続く3か月目の生理が終わりの頃から飲み始めたら、その周期の排卵期出血が収まりました。
本当に嬉しかったです。
久しぶりに出血がなかったのと、基礎体温を久しぶりに計り始めた月でしたので、1度だけその周期にタイミングがありました。
正直、気乗りはしませんでした。
でも、夫も久しぶりでしたので…と後日言っておりました。
結果的に、その騒動のさなかそのたった1回のタイミングで妊娠しました。
すぐさま切迫流産で安静、27週から切迫早産で出産まで入院と、医療の力を借りてなんとか出産することが出来ました。
結局、やっぱり私の体はあまり妊娠に適してなかったようだと感じ、夫ばかりのせいではなかったと思っています。
夫がそれで自信を持ち直してくれたら、私はそれいいんです。
自分の体は自分が知ることが大切だとしみじみ思いました。
病院に行くと、行っただけで安心して何もせずに受け身になってしまいがちです。
もっともっと、自分たちで近道を探すこともできるのかも知れません。
たった一回で妊娠にたどり着けた、私には奇跡のサプリメント、チェストツリー。
他の誰かにも、この奇跡が起こりますように。